作成者別アーカイブ: kumiko

晴天の下有意義な研修は終了しました。  「協働の底力組」の出前講座の「よりあい会」が11月29日に掛川市で行われます。

 毎年県内3ヵ所で行われている「協働の啓発」活動です。参加希望者は袋井土木事務所へお問い合わせください。掛川駅南口からバスが出ます。定員は40人です。大須賀の「横須賀倶楽部」や「とうもん」の活動、そして「倉真地区まちづくり活動」の視察となります。
追記:晴天のもと、無事終了しました。県下の3か所中、一番多数の参加者で60人を超していました。掛川市はスゴイ!と皆様方から言って頂きました。

カテゴリー: お知らせ |

おかげさまで今年は終了しました。  大東地域の遠州灘海岸の堆砂垣づくりは11月20日朝からです。

 地域の伝統行事として地域環境保全活動でもある、堆砂垣づくりは大東地域の海岸で今年も行われます。
追記:おかげさまで朝日新聞、中日新聞、郷土新聞にて取材を受けました。
  ケガも事故もなく無事終了しました。来年は小学生も参加して頂く環境を整えてみたいものです。

カテゴリー: お知らせ |

久しぶりに見る新聞は新鮮。3つも注目すべき記事を見つけました。

 中国語ばかりの1週間。日本の新聞を見たくも、ホテルにもサービスがありませんでした。
 11日の新聞を帰宅後見ますと、大変御無沙汰している静岡大学の柴垣准教授の写真を見つけました。先生とは「県の強い農業づくり交付金事業の評価委員」として御一緒いたしました。農業経営に深い御研究をされています。農業の再生に示唆ある講演をされたようです。

 天然ガス供給へ新会社設立合意という記事。中部ガスと中部電力と静岡ガスとが新会社を設立するようです。地域エネルギー化か、大口需要への対応か。地域内エネルギー確保での連帯は、重要です。

 もう1つは、県の教育委員会に「仮称 教員不祥事根絶委員会」設置、学校単位でコンプライアンス委員会を設けるなど6つの取り組みを行うことを決めたようです。文教警察委員会に在席中にはいつもいつも謝りに県教育委員会幹部の方々が議員の所にお越しになるのです。「謝らなくてもよい学校環境を創ってください。何度お願いしても、謝りにお越しになるのですか?」と幹部の方々に厳しい言葉を申し上げたことがありました。
 今度こそ多くの先生方のお力を賜って努力して頂きたいものです。その為に私達地域の住民たちができることがあればおっしゃって頂きたい、心から支援をしていきたいと思います。
 

カテゴリー: 活動報告 |

「女だから、男だから」とは、言いませんが、協議会に女性の姿が見えません。雇用のミスマッチの解消を目指す取り組みに期待をしつつ、女性委員がいないのは違和感。

 10月28日の御昼のニュースの報道です。県庁では3万人の雇用創出を目指した協議会が設置されたようです。知事もご出席で全庁挙げての取り組みになるように感じます。
 その席に女性は、国の機関の労働局の方だけ。あとは全て男性でした。静岡県では男女とも大事な課題に、男女で意見を言うことができないのでしょうか?
 議員在職中、雇用のミスマッチについて高校生の就職問題の中で意見を申し上げてきました。デパートの採用に英語力(○○○点以上など)が必要であり、求人があっても高校生でそのハードルを越える方はそれほど多くないわけです。高校の課程を3年から5年へ延長されるのも一考という提案をしたことがあります。
 この他にも、ミスマッチは様々な理由から起こっていると思います。
 若者の就職を考えたとき、「ワークライフバランス」仕事と家庭の両立支援が担保される会社に、勤めを求めてほしいと親世代は考えています。育児も介護も仕事をしながらできるそういう仕組みが整った会社は魅力的です。
 ですから、大都会の大企業へ希望者が流れて行きます。
 地方にも小規模であっても大変素晴らしい会社があります。学業を大都市で学んでも、優秀な人材が地方にUターンできる仕組みを整えることは大事なことでしょう。議会の一般質問でも提言してきました。
 きっと協議会では、様々な提言があったことでしょうが、女性ばかりか30代40代?程の男性の姿もテレビには移りませんでした。各世代の考え方も参考にさせて頂くのも有効ではないでしょうか?
 雇用環境が悪化し不安要素が大きいだけに、今一番大事な問題かもしれません。よい方向が導けるよう期待しています。

カテゴリー: 活動報告 |

拡大された農業者戸別所得補償制度は2年目を迎えます

 錦秋を迎えます。新米益々美味しい季節です。 
昨年、大きく戸別補償制度が導入されました。農業土木予算が激減した為、「民主党が悪い、戸別補償制度など無い方がよい、用水路やパイプラインや農道が造れないじゃないか!」と農業者の何人かの方々から言われて、私以外民主党関係者がいない場面だった為、本当に悲しくなりました。農業者の為、日本の農業の為の戸別補償なのに、せっかく出来た制度なのに、そんなに歓迎されないのか?そんなにダメな制度なのか、中山間地域の茶業の戸別補償制度が必要だと思う私にとって不可解でありました。 
 検証する必要があるとその時思いました。あれから今も気にしていることです。2年目の今年はどうでしょう?農業者はこの補償をやはり必要ないと思われているのでしょうか? 今のところあれから聞こえてきません。現場に出て声を聞きたいと思いますが、23年度の補償額が確定するのは24年4月以降なのです。(お米はやや豊作のようですね。)

 県の補償額は、21年度は6億円、22年度は21億円、と顕著に農業者への戸別補償は拡大しています。23年度はまだまだ拡大されています。
 少し説明をします。戸別補償は2つの助成と2つの交付金、計4つのタイプの補償が受けられます。
助成はコメに対するもので、
 ①コメの所得補償交付金10aあたり15.000円
 ②コメの価格(米価)変動補てん交付金10aあたりH22年度は15.100円
ですから、合計10aあたり30.100円(価格変動分は年度ごと異なる)22年度のコメの生産者は1haで30万円、10ha300万円の戸別補償規模となりました。
交付金は、
 ③畑作物の所得補償交付金
 ④水田活用の所得交付金です。
転作をすればこれらの交付金も全て受けられます。

 農業者が安定的に農業経営出来るよう関税を掛け続ける方が良いか、それとも所得に直接刺激する戸別補償制度がいいのか、いずれにしても自給率向上、農業農村の多面的機能を維持する施策が必要であり、農業者の自らの御努力による新しい再生への取り組みをみんなで応援していきたいものです。
 内橋克人氏の提唱するFEC自給圏もその手段の一つかもしれません。

カテゴリー: 活動報告 |

TPPと言えば思い出すことがあります

 ここ数日にわかにまたTPPです。春の統一地方選挙のころも大きな話題でした。TPPと言えば思い出すことは、選挙中のこと。
 1つは小笠医師会の政治連盟様からの質問状が確か3月26日付でお届け頂き3月31日が提出期限でありました。選挙告示日の前の日でした。
 選挙一色の時期でありましたし、専門性が高いご質問で、大変困りましたが、良い勉強になりました。
 EPA(経済連携協定)でアジア諸国から日本の看護師になる為に来日され、日本語の国家試験に大変苦労される厳しい現状を伝えるニュースなど見ておりましたが、医療現場においてもTPPの影響を危惧する医師会の先生方が大勢おられることをその質問状で知りました。核心に触れることもできず、うまく答えられなかったと記憶しています。
 もう1つは、掛川市の農協の会議室で、3人の候補者から意見を聴く会を設営して頂きましたが、その折、TPPについてどう思うかとご質問頂きました。TPPやEPA加盟の諸外国の農業の壊滅的状況を憂慮される農協や農家の皆様にとって、その不安を払しょくできる充分な説明ができませんでした。
 江戸時代の国づくりのように、鎖国の日本が経済も文化も単体でまわせたのはどうしてだろう?と素朴に考えることがあります。今の私達の社会において、どういう経済なら良いのでしょうか?資源や人口や国土で有利性を持たない国、そしてアメリカと中国の間でファジーな外交を基本に据えている国、やはり科学技術創造立国的将来像を追いつつ、食料の安定自給のバランスを考えるのが政治ではないでしょうか?
 知人が手紙をくれました。
TPPに加盟しても諸外国とは比べモノにならない日本の高水準の農業生産であり、様々な観点から、影響を極力小さくできると書いてあります。(・・加盟しなくてもこのままの日本の農業では活路が見出せない・・例えば・・と産物ごとに根拠を書いてくれました。)
 もう一人の知人が言いました。
農業土木予算が縮減されて今後の見通しがたたないが、農業土木の予算はTPP加盟が大きな起爆剤であり、基盤整備は以前のように推進されるであろう。強い農業経営を創るため。そうでなければ予算のゆくえはさらに縮減かもしれないと。
 つづく・・・ コメの戸別補償制度について

カテゴリー: 活動報告 |

遠州灘の斜め海岸林を守る、粗朶と堆砂垣

 昨年の大東地区の地区集会で「粗朶(そだ)」が手に入らない!市としては海岸保全をどう考えているのか?という意見が出されました。私は粗朶というものを知りませんでした。
 竹製の堆砂垣を守るため常緑樹の1mほどの枝が隙間なく並ぶように2・5mに約10本程必要なのです。その枝を粗朶といいます。粗朶の上に砂がまず堆積します。遠州の強風、どこの海岸よりの細かな砂が、農地を奪っていた頃からの地域の知恵です。
槇の枝が最高なのだそうですが、なければ杉でも檜でもいいのだそうです。
倉真の山には提供できる枝が沢山ます。すぐにNPOの方々にお願いしましたが、あいにく間伐する時期が折り合わずお話は不成立。しかし見るに見かねてそのNPOの会員さんのお一人の造園業を営む方がご厚意で仕事先から調達してくださったようです。
 今年は、私にも時間的余裕があり、6月ごろより、倉真区長会、倉真まちづくり委員会にお願を重ね、「やってみないと分からない、反対する理由もないし、交流は大事だね」として、まちづくり活動の年間計画にいれてくれましたので、森は海の恋人の遠州灘版となれるのではと期待をし、3年程かけて遠州灘保全の歴史など学びながら交流を深めて、その結実が粗朶の提供と粗朶立てへの参加というプロセスを考えました。
 しかし、今年はどこからも粗朶の調達のあてがないという地区があり、3年後などという悠長なことは言ってられなくなりました。
 いま、倉真地区の皆さんと準備を始めています。安全が第一です。枝を取りやすい場所の選定、安全な作業ができる実施計画など気を配り、海の近くに住まわれる皆様に喜んで頂く粗朶を集められるよう努力します。
 だって同じ掛川市に暮らすもの達が助け合い生活文化を支え合い、交流を通して親しくなって、更に郷土をいつくしむことができれば素晴らしいことです。人々や地域の交流を通して、「合併して損した」なんて言葉が聞こえなくなる地域社会をみんなで創造したいものです。
 それは100年以上の年月をかけ、国内唯一の貴重な斜め海岸林の景観を保全することであり、先人から継承された歴史的保全活動を担う大切な活動なのですから。

カテゴリー: 活動報告 |

スマートグリットというもの,レーザー宇宙太陽光発電というもの

 スズキの会長・社長 鈴木修氏のご講演で「電気料が高くなっても構わない、減原発、脱原発へ」という新聞記事を見ました。掛川市の北部に、かつてゴルフ場の計画があって、頓挫した土地が広大にあります。しかし平野ではなく、山です。(ほとんどが市の所有)山にメガソーラーなんてコストがあわないと言うのが、定番の解答ですが、技術の進歩は著しく、どんな角度からも光を取り込める技術もあるのだそうです。新東名に近くさらに送電線に近いと言うメリットがあります。再生可能な新エネルギー基地として考えられないか、多くの皆様の知恵が必要です。スマートグリットという域内発電システムの考え方を知りました。送発電の分離が必要のようですが、域内発電の考え方に共鳴していますので、興味がありました。

 レーザー宇宙太陽光発電というものも、初めて学習会に伺いました。宇宙は地上より太陽光を10倍集められます。気象衛星などがある静止軌道上で太陽光を集めマイクロ波やレーザーで地上へ送り届けるエネルギーです。2030年には実用化すべく開発研究されています。宇宙空間で集められるエネルギーなら原料もいらないわけで無限大でしょう。
 核融合とどちらが早く実現するでしょうか?核分裂はもう皆様が怖がっています。核融合は死の灰は出ませんし、水素だけですから誰もが期待していますね。でも出来ないのですと研究される先生曰く。
 明日のエネルギー確保、科学者の皆様に心から期待申し上げます。

カテゴリー: 活動報告 |

大須賀の「ちっちゃな文化展」へ今年もまいりましょう。追記:今年は終了、来年をお楽しみに。

 10月21日(金)の午後から、22日(中日は夜9時まで)、23日の3日間が今年の日程。毎年楽しみに出掛ける私は、この文化展の大ファンです。ですから多くの皆様にご覧いただきたいと思っています。誠に素晴らしい町の文化活動です。詳しくは掛川市役所HPをご覧ください。

今年も楽しく過ごさせて頂きました。ありがとう!
横須賀の町並みの皆様に感謝致します。

カテゴリー: お知らせ |

ホームページがリニューアルされました

ホームページがリニューアルされました。

9月29日からブログと活動報告が分離されます。

活動報告は少し長めの文章となり、ブログは短めの文章を配信したいと考えております。どうぞ、よろしくお願いします。

カテゴリー: 活動報告 |