「女だから、男だから」とは、言いませんが、協議会に女性の姿が見えません。雇用のミスマッチの解消を目指す取り組みに期待をしつつ、女性委員がいないのは違和感。

 10月28日の御昼のニュースの報道です。県庁では3万人の雇用創出を目指した協議会が設置されたようです。知事もご出席で全庁挙げての取り組みになるように感じます。
 その席に女性は、国の機関の労働局の方だけ。あとは全て男性でした。静岡県では男女とも大事な課題に、男女で意見を言うことができないのでしょうか?
 議員在職中、雇用のミスマッチについて高校生の就職問題の中で意見を申し上げてきました。デパートの採用に英語力(○○○点以上など)が必要であり、求人があっても高校生でそのハードルを越える方はそれほど多くないわけです。高校の課程を3年から5年へ延長されるのも一考という提案をしたことがあります。
 この他にも、ミスマッチは様々な理由から起こっていると思います。
 若者の就職を考えたとき、「ワークライフバランス」仕事と家庭の両立支援が担保される会社に、勤めを求めてほしいと親世代は考えています。育児も介護も仕事をしながらできるそういう仕組みが整った会社は魅力的です。
 ですから、大都会の大企業へ希望者が流れて行きます。
 地方にも小規模であっても大変素晴らしい会社があります。学業を大都市で学んでも、優秀な人材が地方にUターンできる仕組みを整えることは大事なことでしょう。議会の一般質問でも提言してきました。
 きっと協議会では、様々な提言があったことでしょうが、女性ばかりか30代40代?程の男性の姿もテレビには移りませんでした。各世代の考え方も参考にさせて頂くのも有効ではないでしょうか?
 雇用環境が悪化し不安要素が大きいだけに、今一番大事な問題かもしれません。よい方向が導けるよう期待しています。

カテゴリー: 活動報告   パーマリンク

コメントは受け付けていません。