「浄化槽のこと、やりますから」と強い認識に思う、行政の意識改革

 舞台芸術センターの玄関で、県のくらし環境部の幹部の方とちょうどお会いしました。私は御顔だけ存じ上げていましたが、その方からの第一声「浄化槽のことはしっかりやりますから」と声をかけて頂きました。とても誠実で有難い言葉であります。私の顔をみて思い出してくださったのですから。
 私は、11条検査率の向上だけを目的にしてはいない、浄化槽設置を推進促進するのが目的であり、もう少し広い意味では水環境保全が大きな理念であることを伝え、合わせて今年3月には環境省にも出向いて、掛川市と共に要望しているので、霞が関に上京の折には立ち寄ってきてほしい旨をお伝えしました。
 政治に関わる者は、市民の前に平等で公平でそして真なるもの為に「適切なる伝手」を駆使して、政策を実現していくために日夜努力するものです。環境省にお願いに行くにも、民主党県連に手続き書類を出して、再戻しの事務的経過があって、初めて省庁に行くことが出来ます。この間地元の榛葉参議院議員や様々な方々にお世話になります。掛川市や静岡県全体の利益に繋がりますから、沢山の「伝手」を活用させてもらいます。
 苦労してせっかく官庁に出入りできたのですから、今度はその伝手を活用して、政策を詰めて行く必要があります。誰もに共通して平等で公平なる有形無形の利益を誘導するのが政治や行政のお仕事ですから、せっかくの伝手を公共の利益の為に有効に活用しなければもったいないのです。
 
 行政職員に政治力を求めるのはおかしいかもしれませんが、将来を見据えた中で、時代の変化に挑戦するのは当然であり、覚悟をもって活動することが大事です。
 あれから3カ月です。この3カ月に県・市の行政職員で何人環境省にこの浄化槽の要望案件で電話を入れてくれたでしょうか?もしかしたら1人もないとすればもったいないですね、訪問しただけで終わってしまいます。・・・伝手が出来るまでには、それまでの勉強にかかる時間や経費、議員なら選挙の諸経費、これまでの個人的投資の財源、そしてお世話になる方々の活動や本人の活動など有形無形の蓄積の上にあることを考えるともったいないという意味が分かって頂けるでしょう。

 今回お会いした県の幹部の方は、「掛川市が出した要請の件だが」と言って環境省へ訪ねてくれるでしょうか?市町村設置推進事業を益々推進したいという国の方針のようですが、本気でそうする方針があるのかないのか、省庁のお考えがどのように変化してきているのか、情報を収集するだけでも有効です。
 せっかく出来た訪問先を有効に活用するは、市民・県民の為です。
 是非こういう視点でも、生産性を向上させる行政の意識改革を進めて頂きたいと思います。

 私も議員の職責はないながら、少しでもアイディアを駆使して、今も公共の為社会貢献したいと考えています。生きてる限りみんなのことを考えられることを幸福だと感じながら。

 

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