更生保護法改正、27年度には社会貢献活動義務化

 今年からかかわっている更生保護活動。びっくりするほどお仕事が多く、県連盟の皆様にご迷惑をおかけしています。
私が特に感じていることが、「女性たちの献身的永年の愛情深い活動」という敬服する面と、国の方針への疑問です。更生保護の国の施策では保護司制度(特別職の国家公務員)はしっかり位置づけられているのに、更生保護女性会が単なる任意団体。それであるのに法改正後の協力団体として法に記載されているのです。

 罪を犯した方々の更生を助けるのは、市民にとって人権尊重として大事なことです。しかし、何の訓練も情報も乏しくて、受刑者等のボランティア活動に支援を女性会がするのは、どこか違和感があります。支援をすることが国民の責務なら当然ですが、その活動がスムーズにできて、役員の負担が軽い仕組みでなければ、取り組めないと思います。

 こんなことを考えて静岡保護観察所所属の観察官を講師にお招きして勉強会を先日行いました。役員たちも口々に同じような意見を申されます。25年度はいろいろな情報を集めて、26年度には役員さん方の協力のもと、試行ができるよう努力するつもりです。

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