アベノミクスの成長戦略第3弾を拝聴。「規制緩和」ダッシュ

 一か月も活動報告を書かず失礼しました。
本日品川の高輪プリンスにて1700人の学習会へ参加しました。講師は安倍総理大臣。マスコミの数が半端じゃなくて、夜のニュースでもトップニュースで扱われ、株式投資会社でも固唾をのんで注目していたよう。でも結果株価は下落。投資筋の期待通りには行かなかった模様ですね。法人税や雇用環境の踏込を期待していたようでしたが。明日の新聞には詳しく記載されるはずですが、私が覚えているものを列記するならば、次のようなことをおっしゃっていました。
 民間活力がアベノミクスのエンジン。民間の力の爆発の時だ!
 市販薬のネット販売の解禁、保険外診療の拡大支援、容積率の緩和・PFIで官民でインフラ整備、薬事法緩和、電力会社支援でエネルギーの地産地消、高性能の火力発電、発送電分離、耕作放棄地解消、国家戦略特区、農業のグローバル化1兆円の輸出などなど
 個別にあげられたので、こういう国にしたいからこのビジョンをもって経済を活性化させるというものではありませんでした。今まで規制緩和できななくて、ずっと先送りにしてきたことを整理しただけに感じてしまいます。
 1つだけ私の注目は、健康食品等「特保」の認証を取らずとも「機能性」を表示できるようになるという見解が示されたことです。茶の機能性は過去から研究が沢山されていますので商品にすぐ反映できます。
 国民総所得GDIが10年で150万円増加するという指標も示されました。物価上昇分や、その他の要因で必ずしも今の状況ではないとすると、150万円の意味するところはどうなのか分からないところです。
 なんでもやってみないことには、わからないわけで評論家になるつもりはありませんが、異次元的金融緩和が貨幣数量説であり金利メカニズムの要素が含まれていないとすれば、この頃の情勢が示すようにデフレ克服は、これからの活動がエンジンであるのだろうと思います。

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