先月22日市議会にて「掛川市自治基本条例」可決成立

 ようやく成立しましたね。携わった関係各位に感謝申し上げます。
市民がまちづくり活動をすることが、以前はどんなにやりにくかったことか。
地方分権社会では市民がまちづくりに参画しなければまちは豊かになれません。
・・・それでも市民だけでも豊かになれません。市行政や市議会と共に力の出し合いが必要です。

 市の当局提案条例のようですが、議会と両者で出来たらもっとカッコいいものになりましたね。
もっとも、今議会では「議会基本条例」策定に向けて努力して下っているとのこと楽しみです。

 自治において市民によるまちづくりの根拠条例であり、まりづくりの最高規範となりますね。北海道のニセコに始まり今では地方自治法を超えた規範になってきているようにも見えます。
 最高規範である条例では、わかりやすいことが一番、「市民等」という等はここで使う必要があったのかは議論に参加していない私にはわかりません。掛川市を愛しまちを豊かにする責任を果たしたいという住民以外の方々でも「等」という表しでなくても良かったかもしれません。住民投票も常設型とか、これはビックリしました。市や議会が厳しい判断を迫られた折に市民の意見が聞けることは良いことです。
正確な情報や知見を利用して、住民が住民投票を請求できるかはもう少し時間が必要かもしれません。

 私としては、「協働の協働たるもの」についてもう少し加筆して頂きたいことがありますし、市民の視点が前面に強く感じられて、市や市議会のこの条例に対する考え方、市民とどう向き合うかが議論されたような形跡の言葉を見つけられません。私が見つけられないだけかもしれません。
 見直しが4年以内にしていかれるようになっていますので、メンテナンスをしながら住民自治が推進できるように皆で良い条例にしていくことが肝心なのでしょう。
 

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