株価が1万円台を回復。マーケットの動向と日銀の苦渋

 円安に、株価は上昇へ。株価の1万円台は7カ月半ぶりとか。
「デフレは成長力の低下の裏返しの現象」ととらえている日銀は、金融緩和と成長力の強化策を一体で進めています。貸出枠を2兆円増の5兆51千億円に、中小の企業向けに外貨建ての貸出枠の創設、東日本大震災の金融機関貸出制度の延長など。新産業への育成を急がなければ成長力が強化されず、そしてデフレも脱却できないと考えてのことでしょう。
 ただ、色々な方々の論調を見ると、「時間を買う」ということがどこまで許されるか、副作用は現れないか?と。
 政治はスピード感をもって、速く成長戦略を一層進めていかなければ、この措置が一時しのぎになってしまうのでしょう。政治は政局ではない対応を心から期待します。 

 昨夜の記事に追加:
電車で知り合いに出会いました。この経済の話をして「今から日本はどういう経済を創るか、楽しみですね、面白く新聞を読んでいます」と言うと、「僕もそう思います。でもね、どうして子供達の就職戦線の前に、日銀の緩和策が出なかったのだろうか?昨年秋でも良かったのでは?会社が明るい材料がないから採用を手控えるでしょ」と言われました。良くわからないのですがやはりアメリカの景気の光明が見えなければ、効果がないと見たのでしょうか?などと意見交換しました。知人同士の会話に経済状況をするように、経済がより生活に直結する時代を迎えているのでしょう。
 

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