虐待は議員になる前から心に問うテーマでした。

 主任児童委員時代に児童養護施設の視察をさせて頂いたときから、「ずっと忘れない」大きな問題として私は捉えています。それで市議の折には、子育て支援は親支援として「つどいの広場事業」や「子育て支援センター事業」の推進や、保健婦さんらによる「こんにちわ赤ちゃん事業」の推進(生後間もない子育て家庭への訪問事業)、また里親制度の環境整備を求めたり、法改正を受けての要保護児童連絡協議会の早期設置を即しました。虐待に有効な成果が出るまでの活動には程遠いものですが、母親議員として少しずつ取り組んできました。

 また、母性や父性の能力開花に、青少年育成時期に指導すべきことがあると提言してきました。そしてその一つに、人の誕生から老いまでを学ぶ「高校の家庭科」の授業の充実を求めるよう活動するつもりでした。県議在職時期が余りにも短かったため、情報収集半ばで終わってしまいました。
 議員でなくとも出来ることがあるはずです。地域社会の住民達が支援できる仕組みが必要です。本日私達に提言してくださった虐待防止センター・しずおかの皆さんに御相談したり、コラボできることを模索してみたいと思います。

 全国家庭科学会の方から聞いたことがあります。「昔の生活環境と異なり、今母性はトレーニングしなければ能力開花しないのです」と。

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