第3章 女性議員の活躍 (5)水問題は得意中の得意

女性議員は、上下水道、そのどちらも問題を扱いやすいとみています。私などは、河川環境活動の市民活動から市議会へというプロセスを歩んでいます。家庭の下水の流れていく先を見つめて、地域の住民と力を合わせて蛍の舞う河川環境に導いていったわけですから、1人の主婦の問題が、地域の問題となって、環境の創生と人材の育ちを導いています。女性議員は初めから育っているわけではなく、市民の皆さんと交わり、活動を共にすることで育ち合いをしていくわけです。

上水道のことも、気になります。主婦として台所にいつもたっている者として、命の水は大切です。県下でどうして命の水の値段が異なるのでしょうか?市議時代に気づいて、ようやく県議になって県下の水価の平準化を求めるつもりが、2年であえなく落選、今も残念です。大河の無い地域エリアだけが、高い水道料金を払い続ける社会ではなく、県下の単一の企業団化して水を県下あまねく供給しあう方式を取りたいものです。社会資本である上下水道の管もリニュアルが必要な時期を迎えるからなおさらです。この時期、リニアのトンネル設置における水枯れの心配も予測される中で、この上水道の課題克服にはちょうど良いタイミングです。

こんなことを気づくのも、女性議員ならではのことでしょう。
元市長に「戸塚が掛川に来てからだよ下水、下水というのは、それ以前は汚水処理の要望はさほどなかった」という言葉を伺った時には少し驚きましたが、そうではなくて、要望があっても、重ねて議会や委員会で発言が無かったので、印象が薄い分野だったのでしょう。私を選んで議会に送って下さった市民は、強く要望させたかったのでしょう。そう想像しています。
女性は思い込んだら一途に頑張るのですから。

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