渋谷ヒカリエ・TOKYO TEA PARTYに思うこと 

皆さんのおかげで、第2回目の日本茶AWARDが終了しました。静岡で行われた2次審査の優秀茶20点を消費者に試飲して頂いて今年の日本茶大賞を選出しました。冒頭申したように、出品してくださる方々のおかげでこのコンテストができるのです。

昨年大賞を獲得された方、ほかの賞の方も、お茶が今まで以上に売れているという情報もあって、何よりうれしいことです。また、今年のプラチナ大賞受賞者が、「1回目の結果をのせた報告書を見たが、今まで見たことがない報告書で、そのコメントを参考に、茶づくりを修正した」という言葉が新聞にあり、実行委員としてまったく感動の言葉であり、感謝した次第です。

今年の日本茶大賞は、太くて丸くって、清々しいお茶でした。玉露の個性の強いものではなく、玉露の中では際立って清心なお茶だったと記憶します。特別賞のお茶2点も素晴らしいお茶です。審査員の消費者の目や舌は確かでしょう。
選ばれる傾向が少しわかります。今は報告書を待っていてください。傾向は市場調査にも代われるものですから、すごく大切です。
それにしても嗜好品です、お好みはそれぞれバラバラです。投票は接戦でした。最高位でさえ11%ほどの支持ですので。

一品もの逸品ものに、視点を当てることができるAWARDです。産地間競争の時代は終わろうとしています。日本茶の生き残りをかけた、様々な取り組みが必要です。たった1つのイベントのAWARDですが、何時でも改革はたった1歩から始まります。審査結果が革命的となる日が近いようにも思えます。

革命はだれが起こすのでしょうか?それは茶に従事している方々のお心一つです。革命的方向が決まらない前に、こちらから、アプローチするのも必要でしょう。

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